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書店リコッタしおりセット
¥150
書店リコッタオリジナルしおり 並べるとハガキサイズになります。 ★注意点1★ こちらのしおりは、通販ご利用の方にランダムで1種お付けしております。 追加でこの商品をご購入いただくことで、全4種を同封させていただきます。 (1枚50円×3にて販売) ★注意点2★ この商品のみのご購入はお断りしております。 必ず他商品とご一緒にご購入ください。 こちらのみご注文いただいた場合はキャンセル処理をいたします。
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耳に棲むもの
¥1,980
小川 洋子 講談社 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 耳の中に棲む私の最初の友だちは 涙を音符にして、とても親密な演奏をしてくれるのです。 補聴器のセールスマンだった父の骨壺から出てきた四つの耳の骨(カルテット)。 あたたかく、ときに禍々しく、 静かに光を放つようにつづられた珠玉の最新作品集。 オタワ映画祭VR部門最優秀賞・アヌシー映画祭公式出品 世界を席巻したVRアニメから生まれた「もう一つの物語」 「骨壺のカルテット」 補聴器のセールスマンだった父は、いつも古びたクッキー缶を持ち歩いていた。亡くなった父と親しかった耳鼻科の院長先生は、骨壺から4つの骨のかけらを取り出してこう言った。「お父さまの耳の中にあったものたちです。正確には、耳の中に棲んでいたものたち、と言えばよろしいでしょうか……」。 「耳たぶに触れる」 収穫祭の“早泣き競争”に出場した男は、思わず写真に撮りたくなる特別な耳をもっていた。補聴器が納まったトランクに、男は掘り出したダンゴムシの死骸を収める。 「今日は小鳥の日」 小鳥ブローチのサイズは、実物の三分の一でなければなりません。嘴と爪は本物を用います。 残念ながら、もう一つも残っておりませんが。 「踊りましょうよ」 補聴器のメンテナンスと顧客とのお喋りを終えると、セールスマンさんはこっそり人工池に向かう。そこには“世界で最も釣り合いのとれた耳”をもつ彼女がいた。 「選鉱場とラッパ」 少年は、輪投げの景品のラッパが欲しかった。「どうか僕のラッパを誰かが持って帰ったりしませんように……」。お祭りの最終日、問題が発生する。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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薔薇のしるべ
¥1,760
最賀茂 真 幻冬舎 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 全てを投げ出すような愛は、ずっとそこにあった。 「薔薇が咲き始めます」 20年前に突如姿を消した友人からの謎めいた手紙に誘われ、たどり着いたのは薔薇の咲き誇る庭。 溢れる色彩と香りの中で、止まっていた時が狂おしく動きはじめる。 2人の女性と薔薇が交差し、紡がれる物語。 「お互いに秘密、隠し事はしない事」 そう約束を交わした中学から大学時代。 壊れないと思っていた2人だけの幸せな時は、不意に閉ざされた。 20年という長い空白の時を経て、茉莉は姿を消した典子の家を訪れる。 思いもよらぬ見事なバラ園、そこでひとりバラ守りをする典子の姿を目にする。 互いの過去や想いを打ち明けるなかで典子の失踪した理由が浮かびあがっていき…… ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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記憶を食む
¥1,760
僕のマリ カンゼン ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 気鋭の文筆家・僕のマリが挑む、「食」と「記憶」を繋げる珠玉のエッセイ。 思い出すことのかたわらにはいつも、食べものがあった。 大切な記憶も、ちょっとした記憶も、食むように紡いでいく。 長い間忘れていたことを突然思い出すと、狂おしい気持ちになる。 頭のなかで突風が吹いたような、満潮の海が荒れるような、スノードームをひっくり返したような、そんな風に全身の細胞が泡立つのを感じる。 頭で覚えていないようなことでも、匂いや音で急に記憶の蓋がこじ開けられることもある。 忘れて、思い出して、また忘れて、そんなふうにあと何十年も自分の内面と向き合っていくことになるのだ。 (本文より) もくじ ⅰ チーズケーキの端っこ 朝食のピザトースト 真夜中の炭水化物 りんごを剝いたら 直樹の焼きうどん いつかマックで 退屈とコーラ 自炊ときどき外食日記 1 ⅱ 祖母と梅、メロンに焼肉、初夏の風 苺の効力 幻とコンソメスープ 先生となんこつ 社食の日替わり キッチンで缶ビール 炙ったホタルイカ 自炊ときどき外食日記 2 あとがき ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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常識のない喫茶店
¥1,540
僕のマリ 柏書房 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 「働いている人が嫌な気持ちになる人はお客様ではない」 ——そんな理念が、この店を、わたしを守ってくれた。 失礼な客は容赦なく「出禁」。 女性店員になめた態度をとる客には「塩対応」。 セクハラ、モラハラ、もちろん許しません。 ただ働いているだけなのに、 なぜこんな目にあわなければならないのか。 治外法権、世間のルールなど通用しない異色の喫茶で繰り広げられる闘いの数々! 狂っているのは店か? 客か? あらゆるサービス業従事者にこの本を捧げます。 喫茶×フェミニズム—— 店員たちの小さな抵抗の日々を描く、溜飲下がりまくりのお仕事エッセイ! ■メニュー(目次) I 魅惑の喫茶 プロローグ 妖怪在庫荒らし 出禁です 同僚観察記 やさしい人 いかれたマスター お仕置きです 推しの客 緊急事態喫茶 SNS警察 ガチ恋の翁 グレーゾーン村の人々 不惑の喫茶 II おかわり ここだけの話 喫茶店員あるある わたしの喫茶紀行 特別なお客さん 厨房は戦場 卒業 人生の分かれ道 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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私の身体を生きる
¥1,650
文藝春秋 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 17人の書き手が自らの「身体」と向き合って記す、生きるためのリレーエッセイ 私の身体はほんとうに私のもの? 私の身体はどんな視線にさらされ、どのように規定され、内面化されているのか。 17人の人気小説家・美術作家・コラムニスト・漫画家・発明家が自らの「身体」と向き合い、ときにユーモラスに、ときに激しく、そしてかつてない真摯さで文章をつむぐ。 「文學界」人気連載がついに単行本化。 自分と自分の身体の関係を見つめる言葉が、これまで読んだことのない衝撃と共感をもたらす。 【目次】 島本理生「Better late than never」 村田沙耶香「肉体が観た奇跡」 藤野可織「「妊娠」と過ごしてきた」 西加奈子「身体に関する宣言」 鈴木涼美「汚してみたくて仕方なかった」 金原ひとみ「胸を突き刺すピンクのクローン」 千早茜「私は小さくない」 朝吹真理子「てんでばらばら」 エリイ「両乳房を露出したまま過ごす」 能町みね子「敵としての身体」 李琴峰「愛おしき痛み」 山下紘加「肉体の尊厳」 鳥飼茜「ゲームプレーヤー、かく語りき」 柴崎友香「私と私の身体のだいたい五十年」 宇佐見りん「トイレとハムレット」 藤原麻里菜「捨てる部分がない」 児玉雨子「私の三分の一なる軛(くびき)」 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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心に気持ちのよい風を通す 自分の価値観をあたらしくしていく思考レッスン
¥1,650
SOLD OUT
SHOWKO 大和書房 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 『感性のある人が習慣にしていること』で多くの読者の共感を得た著者が、暮らしの中での気づきと思考の過程をつづる初のエッセイ集。 感性をひらいて人と付き合い、自分と向き合えば、戦わずして、人生は思い通りに進んでいくーー。 読めば自然とあたらしい視点ができ、見える景色が色鮮やかに変わってきます。 ■ 目 次 【1章】気づいたら武闘派だった私について 武闘派女子は押し入れから誕生した 自分を愛するためにまずはじめること ぴったりな手袋を探して 占いの上を歩く 命として美しい人 「選ぶ」という練習 女性性の扱い方 みんな会話のイニシアチブをとりたがりすぎている [拡張家族コラム1]拡張家族のはじまり 【2章】「美しさ」について考える 品とは残心である やめどきの美学 ヌードの期限 大凡人万歳 パートナー万能説 模倣と写し [拡張家族コラム2]言葉にする作業は世界をつくること 【3章】感性をひらくための思索 感受性と生きにくさ ものさしのメモリについて 手で見て考える人たち 親のかたきのように 正しい対話より心地よい対話 新しいメールの解読方法 ヨガで体と向き合う [拡張家族コラム3]当たり前をつくる作業 【4章】合理性をはずしてみる 立場を与えてくれるものたち 合理性と美意識のバランス 「サレンダー」という言葉について 人生の待ち時間のこと 家が秘密を教えてくれるとき 非合理なことから学んだこと 脈々と継がれてきたもの 徳を積みたい人々 とどまっているものを循環させていく [拡張家族コラム4]別れのとき 【5章】年を重ねていく私 ごめんなさいを背負い込む ソリューションとしての愛とは 視力を失いかけた話 ネガティブを栄養素として アシストとは 人の時間を預かること 絶望したことはありますか あけぐれとノート 人を愛するということ [拡張家族コラム5]拡張兄弟のはじまり ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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あした死ぬとしたら 今日なにをするか
¥1,485
寺山 修司 興陽館 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ — 明日死んでもいいように、今日を生きる — 自分ひとりでも歩かねばならない。 むしろ、自分ひとりでこそ。 本当はやりたくないことに時間をとられていませんか。 本当にやりたいことだけに時間を使っていますか。 もし明日死ぬことがわかったら、あなたはいま何をしますか。 その問いに、人生で答えた寺山修司の言葉を、いまを生きる人に贈ります。 20歳のときに重病ネフローゼが発症、あした、自分が死ぬことを知りながら、47歳最後の瞬間まで生き抜いた「言葉の錬金術師」寺山修司のメッセージ! ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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さみしい夜にはペンを持て
¥1,650
古賀 史健 ならの ポプラ社 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ SNSで常時だれかとつながっている時代。 だからこそ、積極的に「ひとり」の時間をつくろう。 うみのなか中学校に通うタコジローは、学校にも居場所がなく、自分のことが大嫌い。 ある日、不思議なヤドカリおじさんと出会ったタコジローはその日から、どんどん変わっていく… ・考えるとは「答え」を出そうとすること ・その作文、嘘が混じってない? ・みんなと一緒にいると、自分ではいられなくなる ・考えないのって、そんなに悪いこと? こんな方におすすめ □与えられた正解に違和感がある □自分の考えをうまく言葉にできない □SNSに疲れてきた □悩んでいる子どもに何と言葉をかけていいかわからない 古賀史健さんより 「作文や読書感想文を上手に書く必要はありません。 それよりも大切なのは、書くことを通じて自分と対話を重ね、知らなかった自分を発見し、自分を好きになっていくことです。 ぜひ、本書を入口に『書くこと』のおもしろさに触れてください」 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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ちいかわ お友だちとのつき合いかた
¥1,210
ナガノ 加藤 裕美子 KADOKAWA ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ ちいかわといっしょに、お友だちづき合いのヒケツを学ぼう♪ ちいかわたちといっしょに、小学生から身につけておきたい、「お友だちづき合いに大切なこと」を学びます。 自分自身のことについても知りながら、お友だちのことを大切にできる心を育みます。 「お友だちを作るにはどうすればいい?」 「もっとなかよくなるには?」 「もやもやした気持ちのとき、どうしよう?」 そんな悩みに応える、考え方のヒントを紹介します。 シチュエーション別のQ&A方式となっているので、自分に近い行動タイプや気持ちに沿ったアドバイスがわかります。 言葉の伝えかたや気持ちの整理のしかたなど、大人になっても役に立つ考え方のヒントが盛りだくさんです。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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いのまたむつみ画業40周年記念画集 Sanctuary
¥4,070
いのまたむつみ パイ インターナショナル ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ アニメーション、ゲーム、小説、雑誌など、さまざまな分野で発表した2,000点以上のアーカイブから、いのまたむつみの画業を振り返って厳選したクロニクル的な作品集。 『幻夢戦記レダ』『風の大陸』『宇宙皇子』『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』『プラレス3四郎』『ブレンパワード』『テイルズ オブ』シリーズなど、40年間の活動のなかで描いた作品は、日本のエンターテインメントの歴史を映し出すような傑作が揃う。 ファンタジーやSFの世界で珠玉のキャラクターを生み出してきた、いのまたむつみの軌跡をたどった記念碑的な一冊。 ※本書は2019年に復刊ドットコムから発行された書籍の復刊です。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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映画とポスターのお話
¥3,740
ヒグチユウコ 大島依提亜 白泉社 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ ヒグチユウコの絵と大島依提亜のデザインによる珠玉の映画ポスター40点余りを収録し、二人で映画の魅力を語り尽くした画集のような1冊。 登場作品/アリ・アスター「ミッドサマー」、ジム・ジャームッシュ「ダウン・バイ・ロー」、宮﨑駿「風の谷のナウシカ」、是枝裕和「誰も知らない」、フェデリコ・フェリーニ「悪魔の首飾り」、アルフレッド・ヒッチコック「めまい」など。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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あなたを待ついくつもの部屋
¥1,705
角田 光代 文藝春秋 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 母に教わった「バーの味」、夫婦で訪れた憧れの上高地……。 全国3か所の帝国ホテルを舞台に織りなす、めくるめく部屋の物語。 帝国ホテル発行の会報誌「IMPERIAL」で11年間にわたって連載した、42編のショートショートを一冊にまとめました。 幻想的な夢の世界を描くものもあれば、現実の夫婦を描いたものもあり、また過去と現在を行き来して語るものも。 42編すべて趣向の違う、角田光代さんの幅の広さを思い知る短編集です。 1話5ページで読める短い文章量ながら、じんわりと心が温まり、時には泣け、時には笑えるストーリーが詰まっています。 (収録作) クロークに預けたままの、亡夫の荷物。夫の秘密がそこにあるのか——開いた鍵の先に、妻が見たものは(秘密を解く鍵) 半年に一度しか会えない小学校6年生の娘。連れだってブフェに行くも、娘はなかなかマスクを外さない(父と娘の小旅行) 窓から射しこむ朝の光、錆びた流し台にしたたる水滴の音——ホテルで眠る夜、どこかで出会った部屋たちの夢をみる(表題作・あなたを待ついくつもの部屋) 他、全42編 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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きもの再入門
¥1,870
山内 マリコ KADOKAWA ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 長いこと封印してきた、きもの好き。40代、そろそろ自分で着てみたい! 20代できものに恋をした。 着付けの師範免状も持っている。 でもいつのまにか、自分できものを着るのが億劫に……。 そんな著者が一念発起。眠っていたきもの箪笥を開けてみた。 祖母のきもの、今っぽく着るには? どんな風に収納してる? 自分好み、どう選ぶ? おしゃれ好き作家による、きもの探求【クエスト】エッセイ! ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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作家とおしゃれ
¥2,200
平凡社 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 昭和の文豪のこだわりの着こなし、現代の作家が憧れた一着、漫画家のお気に入りのアイテム…… 特別な日の晴れ着から日々の生活を彩る普段着まで、「装う」楽しみが詰まったエッセイ、詩、漫画など46篇を収録。 【収録作品(掲載順)】 1 毎日のおしゃれ 服装語彙分類案 柳田國男 履物とガラス玉 佐多稲子 正しいアイロンのかけ方 村上春樹 新しい沓下 田中冬二 センスのよいきものの着方、えらび方 宇野千代 サザエさんの洋服/『サザエさん』より 長谷川町子 服装の合理性 石原慎太郎 働くために 宮本百合子 春着の仕度 河野多惠子 2 お気に入りの逸品 鞄 吉行淳之介 このごろ 幸田文 フィレンツェの赤い手袋 小川洋子 時計 室生犀星 『没有漫画没有人生』より「シューゲイザー」 望月ミネタロウ レインコートの美 森茉莉 帽子 江國香織 3 とっておきのよそいき すてきなお化粧品売り場 川上未映子 誓いの色を着た日 村田沙耶香 洋服オンチ 三島由紀夫 私のびろうどの靴は 林芙美子 劉生日記 大正九年 岸田劉生 旅のよそおい 檀一雄 無欲・どん欲 沢村貞子 4 こだわりの着こなし 「俺様ファッション全史」より 会田誠 わが服装哲学 森敦 「服装に就いて」より 太宰治 ピアスの穴 米原万里 買物 菊池寛 外套 江戸川乱歩 映画のなかのシャツ 宇野亞喜良 自分の色 白洲正子 5 夢に見たあのスタイル GOTHIC & LOLITA GO WORLD 嶽本野ばら 夏帽子 萩原朔太郎 夢の女の夏衣 厨川蝶子 リボン 竹久夢二 着物 芥川龍之介 るきさん 高野文子 羽織・袴 久保田万太郎 衣裳と悦楽 花柳章太郎 6 流行りをたのしむ 『青豆とうふ』より 安西水丸 洋服論 永井荷風 学生ハイカラしらべ 今和次郎 茶色い背広 吉村昭 銀座漫歩の美婦人三例 小村雪岱 好きな髷のことなど 上村松園 『かの子抄』より 岡本かの子 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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わたしは、あなたとわたしの区別がつかない
¥1,650
藤田 壮眞 KADOKAWA ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 15歳、自閉症当事者が書き下ろす みずみずしくも胸に迫るエッセイ 自閉症者は何を考えているのか? 世界がどういう風に見えているのか? その心の声を真っすぐに書いた自伝の登場! (——五章 中学生編「あなたとわたしの区別がつかない」より) わたしは、あなたとわたしの区別がつかない。 自分と他人の区別がつかないのは赤ん坊だそうだ。 赤ん坊が成長して、一歳ごろに自分以外に人間がいることに、気がつく。 これを発達と言う。 保健の教科書にそう書いてある。 二歳ごろになると、他の人は、自分と違うことを考えていると理解する。 このあたりで、世界には自分と、自分ではない誰かがいるとわかるのだ。 わたしは精神の一部が、いまも二歳以下であるようだ。わたしの中に二歳児がいる。 怖くて、しかし面白い。 わたしがわたしであるように、同じように誰かも誰かである。 自分でない誰かは、わたしとは違う人間である。 別々の心を持っている。 ゆえに、わたしが体験したことは、わたしだけのものである。 あなたが体験したことは、あなただけのものである。 説明されれば理解はする。何度も口に出して言ってみる。 だがしかし、ほんとうのところではわからない。 わたしが知っていることは、みんなも知っていると思ってしまう。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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現代調理道具論 おいしさ・美しさ・楽しさを最大化する
¥1,760
SOLD OUT
稲田 俊輔 講談社 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ ”料理を作る楽しみ”を手放したくない人へ。 「丁寧に、雑に、暮らしたい」……ホットクックにストウブ、蒸籠、しりしりに100均グッズ。 令和のキッチンに必要な調理道具は何か?を博覧強記で知られる料理人、稲田俊輔氏が解き明かします。 大は小を兼ねない。フライパンは20センチでいい 電気圧力鍋とは〈ほぼ完全にレシピを再現する〉調理器具 ストウブ派?ル・クルーゼ派?定番鍋を深堀り 包丁の切れ味を手軽に復活させる〈現在の最適解〉 ”蒸す”を日本の家庭に取り戻す 家で揚げ物をしたくなる6つの条件 ほか 「外食では得られない味。食卓上の風景。新しい味との出会い。 側から見たら些細なこだわりかもしれませんが、自分にとってはとても大事なこと。 徹底的に楽をしながら徹底的に楽しむ、そんな日々を僕は『丁寧な雑暮らし』と呼んでいます」(本書より) 世界で一番うまい「ミニマル焼売」/ホットクックで「なんでもグラタン化」/鍋で作る「本格ビリヤニ」/ 最高にシンプルな「バターチキン」/100均グッズで作る「正統派だし巻き卵」/ワンパンで作る「スパイスだしカレー」/ かっこいい「豚しゃぶ」/野菜をたくさんおいしく食べたいなら「クタクタ煮」……など、永久保存版レシピも多数掲載! ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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家から5分の旅館に泊まる
¥2,090
SOLD OUT
スズキナオ 太田出版 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 行き先は何も遠い地に限らない。近所の旅館やビジネスホテルにも、知らない世界が広がっている。 執着を解き放ち、自分の輪郭を失くしながら歩く知らない町。 人に出会い、話を聞く。 言葉に出会い、考える。それでもこの世界をもう少し見てみたいと思う小さな旅の記録。 話題作『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』でデビューし、今「最も注目すべき」書き手であるスズキナオ、初の旅エッセイ集。 前向きな言葉、大きな声に疲れているすべての人へ。 今の疲れ果てた自分でも読めるような、むしろ、こんなときだから読みたくなるような本はないものだろうか…… 書棚をもっとよく探せば見つかったのだろうけど、そのときは体力もなく、まばゆく見える本ばかりが並ぶ書店をよろよろと出ての帰り道、暗くて静かな旅行記を書こう、と心に決めたのだった。 大好きな『つげ義春日記』の、あの雰囲気が念頭にあった。 (中略)旅先で出会う何かに心が癒されるとか、元気になるとか、そんな自分勝手なことを期待しているわけではなく、知らない土地を歩くことで、そのあいだだけは、自分自身のことを考えずに済むのかもしれない。 ただ、見ているだけ、聞いているだけ、歩いているだけの存在になれるような気がするのだ。 そしてその行き先は何も遠い地に限らない。近所の旅館やビジネスホテルにも、知らない世界が広がっている。 (「まえがき」より) ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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積ん読の本
¥1,694
SOLD OUT
石井千湖 主婦と生活社 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 本を読むよりも買うスピードが上回ったまさにその瞬間から「積ん読」は始まる。 部屋の片隅に、1冊、また1冊と積み上げられる「積ん読」の山を見て、人は焦り、罪の意識を覚え、自嘲するのだ。 そもそも「積ん読」とはなにか。 その言葉の歴史は意外にも古く、明治時代にまで遡る。 100年以上に渡って受け継がれてきた日本の読書家たちの「伝統芸」は、今や「TSUNDOKU」として世界の共通語ともなった。 そんな「積ん読」の本質に迫るべく、ブックレビュアーの石井千湖が、斯界の本読み12人の「積ん読」事情を探るインタビュー取材を敢行。 ある者は「積ん読」こそが出版界を救うものだと熱く語り、またある者は「積ん読」にこそ書物の真の価値があるのだと断言する。 写真に収められた圧巻の「積ん読」の山と、「積ん読」を語るその言葉を一読いただき、読書家諸氏におかれては、ほっとするなり、笑うなり、共感するなり、感心するなり、呆れるなりしていただきたい。 飯間浩明(辞書編纂者) 池澤春菜(作家、声優) 小川公代(英文学者) 小川哲(作家) 角田光代(作家) 柴崎友香(作家) しまおまほ(マンガ家、イラストレーター) 管啓次郎(翻訳家、詩人) 辻山良雄(Title店主) マライ・メントライン(ドイツ人) 柳下毅一郎(特殊翻訳家、映画評論家) 山本貴光(文筆家、ゲーム作家) ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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湖畔地図製作社
¥2,970
SOLD OUT
長野まゆみ 桑原弘明 国書刊行会 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 湖をわたって異世界へ——雨、波紋、等高線、球体、大航海時代 博物学的指向をともにするふたりが響きあう、 なんとも摩訶不思議な書物が誕生! スコープオブジェ×短篇小説 幸福なコラボレーション! 水辺のほうへ—— 〈おおよそ15分で対岸の桟橋につきます。そこへボートをつなぎ、道なりにお進みください。微高地のうえの建物が当社です〉 スコープオブジェ51点収録。 横長の函入り美麗本! 【スコープ scopeとは】 桑原弘明が手がける唯一無二の金属性の〈覗き箱〉的オブジェ。 スコープをのぞけば、ほのかに人の気配が漂う部屋や廃墟や、庭が見えてくる。 箱のなかにわずか数ミリの机や家具が設えてある、超微小の博物学的世界。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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ロゴスと巻貝
¥1,980
小津夜景 アノニマ・スタジオ ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 小津夜景とは何者なのかが垣間見える 40篇の読書エッセイ 山本貴光さん(文筆家・ゲーム作家)推薦 細切れに、駆け足で、何度でも、這うように、 本がなくても、わからなくてもーー 読書とはこんなにも自由なのですね、小津さん 小津夜景さんはフランス・ニース在住の俳人です。 綴る文章は言葉のつながりが瑞々しく、しなやかな連想に魅力があります。 これまでの著作では谷川俊太郎さんなどから帯の推薦コメントをもらい、書籍が文庫化するなど注目が集まっています。 本書は単なる読書エッセイではなく、これまでの小津さんの人生と、そこから結びつく本の記憶を手繰り寄せ、芳醇な言葉の群で紡ぎ合わせ、過去と現在、本と日常、本の読み方、人との交際などについて綴った一冊になっています。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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メメンとモリ
¥1,760
ヨシタケシンスケ KADOKAWA ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 身もふたもない言葉の中にだけ、 希望を見出せるときもある。 ヨシタケシンスケが描く 「人は何のために生きてるの?」の3つのお話。 『メメンとモリとちいさいおさら』 メメンが作ったお皿を割ってしまったモリ。 「世界にひとつしかないお皿なのに…」といつまでもクヨクヨしているモリに、 メメンは「大丈夫よ、また作ればいいんだから」と励まします。 『メメンとモリときたないゆきだるま』 夜のうちに降った雪。メメンとモリは次の日の晴れた朝、張り切ってゆきだるまをつくりました。 でも雪は足りず、晴れて溶けかかり、できあがってゆきだるまは想像していたものと違いました。 複雑な顔をしてゆきだるまを見つめるメメンとモリ。 でもゆきだるまは、そんなふたりの顔を冷静に見ていたのです。 『メメンとモリとつまんないえいが』 つまらない映画を見てしまったメメンとモリ。「時間を損しちゃったね」と話しているうちに、 モリは「みんなは楽しいことをしているのに、ぼくだけ損をしているみたい」と思いはじめます。 そんなモリにメメンは「いきものはべつに楽しむために生きているわけじゃないからね」と言うのですが…。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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かぜのこうさぎのピュピュン
¥1,540
ぬまのう まき アリス館 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ そよりん そよりん。 心地よい風が吹く日、かぜのこうさぎのピュピュンは、大好きなお友達との待ち合わせ場所に出かけます。 さあ、あの場所まで、ぴょぴょん! ぴゅぴゅぴゅ〜ん♪と、風にのって、どこまでもとんでいきます。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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ねこねこねこ ねこねこねこ
¥1,650
北村人 アノニマ・スタジオ ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ かたちがにている、ものやどうぶつをみつけられる? どうぶつがなんひきいるか、かぞえてみよう! かわいいイラストレーションにあたたかい雰囲気の色合いが魅力。 数をかぞえながら、たのしいコミュニケーションが生まれる絵本です。 贈りものにもおすすめです。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
古物商許可 書籍商 千葉県公安委員会 第441050002445号
310-0846 茨城県水戸市三の丸1-4-18銀杏坂ヒュッテ2F
書店リコッタ(Licotta)鈴木 沙綾